「レバテックキャリアの評判が良いのか悪いのか、ネットで調べても広告記事ばかりでよくわからない」
転職活動中のエンジニアからよく聞こえてくる声です。確かに「評判」「口コミ」で検索すると、どこを見ても「おすすめです!」の一辺倒か、実態がつかめない体験談ばかり。
私は転職エージェントを利用者として2回使った経験がありますが(マイナビエージェントとJACリクルートメント)、レバテックキャリアは実は私自身は利用したことがありません。
ただ、採用担当として、レバテックキャリア経由で応募してきた候補者を何十人も面接してきました。
「使う側」ではなく「選ぶ側」から見えるレバテックキャリアの姿は、求職者向けの評判記事には出てこない情報を含んでいます。今回はその採用側の視点と、利用経験のある知人エンジニアへのヒアリングをもとに、できるだけ正直に評価をまとめます。
この記事を読めば以下のことがわかります。
- レバテックキャリアが実際にどんなエージェントか(特徴・基本スペック)
- 利用者の口コミのリアルな傾向(メリット・デメリット)
- 採用担当として見た「レバテック経由候補者」の特徴
- あなたがレバテックキャリアを使うべきかどうかの判断基準
レバテックキャリアとはどんな転職エージェントか
まず基本情報を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | レバテック株式会社 |
| 運営会社の設立 | 2017年8月1日 |
| 対象 | ITエンジニア・Web系職種(経験者向け) |
| 求人数 | 38,000件以上(公式サイト掲載値。非公開求人を含む) |
| 対応地域 | 全国(関東・関西・東海・九州を中心に求人を取り扱い。面談はオンライン可) |
| 対応年代 | 20代〜40代(実務経験者中心) |
| 公式リリース | 2015年2月 |
レバテックキャリアはIT・エンジニア職種に特化した転職エージェントです。同じレバテック株式会社が展開するレバテックフリーランス(フリーランス向け)と並んで、IT人材向けサービスとして広く知られています。
最大の特徴はアドバイザーの専門性です。公式サイトでは「IT領域に特化したアドバイザー」がサポートすると説明されており、エンジニアのキャリアや技術スタックを踏まえた求人紹介を受けやすい点が、総合系エージェントとの大きな違いです。
採用担当として見た「レバテック経由の候補者の傾向」
ここは他の評判記事にはない視点だと思うので、正直に書きます。
採用担当として面接に関わるようになって数年経ちますが、応募経路ごとに候補者の傾向には確かに差があります。レバテックキャリア経由の候補者に感じる特徴を率直に言うと、「書類の質が比較的整っている」ことです。
職務経歴書の書き方が一定のフォーマットに沿っており、スキルセットが伝わりやすく整理されているケースが多い。特に使用技術の記述が具体的で、選考の序盤段階で候補者のレベル感が読みやすいと感じています。
これはおそらく、担当アドバイザーが書類添削をしっかりやっている結果だと思います(利用経験者へのヒアリングでもこの点は高評価でした)。
一方で、「コンサルタントに言われた通りに書いた」と思われる画一的な書き方の書類が来ることもあります。良いことだけが整然と並んでいて、逆に読んでいて「この人の本音はどこだろう」と感じるケースもゼロではありません。
レバテックキャリアの良い評判・口コミ
利用経験者(知人エンジニア4名へのヒアリング)と、公式サイトで確認できるサービス内容をもとに、ポジティブな評価をまとめます。
IT専門のアドバイザーが担当してくれる
「転職エージェントに話すとき、自分のスキルをゼロから説明しなくていいのが楽だった」というのはヒアリングで最も多かった声です。
総合系エージェントの場合、担当者が「PHPって何ですか?」というレベルから説明が必要になることがあると聞きます。レバテックキャリアは公式サイトでも「IT領域に特化したアドバイザー」がサポートすると説明されており、「バックエンドエンジニアでLaravelメインです」という説明だけで話が通じやすかった、という点がヒアリングでも評価されていました。
大手・有名Web系企業の求人が豊富
「Webエンジニアとして一度は働きたい企業」の求人が揃っているという声も多くあります。メガベンチャーや上場Web企業の案件が選択肢にある点は、純粋なIT特化エージェントの強みです。
私が採用担当として関わっている会社もレバテックキャリアに求人を出しており、IT系企業はある程度幅広くカバーされているという印象があります。
書類添削・面接対策が丁寧
「職務経歴書を一緒に作り直してくれた」「面接前に企業ごとの傾向を教えてもらえた」という声が多く出ていました(ヒアリングベース)。
採用担当として見ると、レバテック経由の候補者は書類の完成度が高いことが多く、これはサポートの質に裏打ちされているのだろうと感じます。
年収交渉をエージェントが代行してくれる
転職における「年収交渉」は、候補者本人だけで進めようとすると難しく感じる場面が多い部分です。採用担当として正直に言うと、候補者から直接年収交渉をされるより、エージェント経由で条件を整理してもらった方が進めやすいと感じることがあります。
レバテックキャリアは年収交渉のサポートに積極的という評価が多く、「前職より100万円以上年収が上がった」という声もヒアリングで聞いています(※個人の転職事例です。成果を保証するものではありません)。
・IT専門アドバイザーが担当するため、技術スタックの説明コストが低い
・メガベンチャー・上場Web企業など幅広いIT求人にアクセスできる
・書類添削・面接対策のサポートが丁寧(採用担当目線でも書類品質の高さを実感)
・年収交渉をアドバイザーが代行してくれるため、交渉が進めやすい
レバテックキャリアの悪い評判・気になる口コミ
公平に見るために、ネガティブな声も整理します。
経験が少ない人には求人数が限られる
「登録したけど紹介できる求人がほとんどなかった」という声が、実務経験1年未満の方や、未経験からエンジニア転職を目指している方から聞かれます。
レバテックキャリアは基本的に経験者向けのサービスで設計されています。未経験エンジニア、経験が浅い若手には対応できるポジションが少なく、「そもそも利用できない」に近い状況になることがあります。
レバテックキャリアは原則として実務経験者向けのサービスです。「プログラミングスクールを卒業した」「独学で勉強中」といった段階では、紹介できる求人がほとんどない場合があります。未経験転職に強いエージェントを先に探す方が時間を有効に使えます。
担当者によって質にムラがある
これはどのエージェントにも言えることですが、「担当者が優秀かどうかで体験がまったく変わる」という声があります。ヒアリングでも「最初の担当者と相性が悪く、申し訳ないが担当替えをお願いした」という話を聞きました。
どのエージェントでも担当者のスキルにはムラがあり、これはレバテックキャリア固有の問題ではありませんが、知っておく価値はあります。
提案が積極的すぎると感じる人もいる
「電話やメールが多い」「早めに応募を急かされた」という意見も一定数あります。担当者や求人状況によっては選考スケジュールが早めに進むと感じる人もいるため、転職活動をじっくり進めたい場合は、最初の面談で希望ペースを伝えておく方が安心です。
採用担当が正直に評価するレバテックキャリア
ここまでの内容を踏まえ、採用する側として思うことを正直に書きます。
総評としては「IT経験者の転職において、信頼できる選択肢のひとつ」だと思っています。
私が採用担当として接してきたレバテックキャリア経由の候補者の中には、当社に入社してから活躍しているエンジニアが複数います。書類段階でのミスマッチが少なく、「紹介された人がうちに来ても合わなかった」という頻度が他の経路より低い印象があります。
これは、レバテックキャリアのアドバイザーが候補者と企業のマッチングを丁寧に行っていることも、背景の一つかもしれないと感じています。
正直に言えば、「採用担当として見て、レバテックキャリア経由の候補者に対してネガティブな先入観を持ったことは一度もない」のが本音です。
ただし、エージェントはあくまで道具です。どんなに良いエージェントを使っても、最終的に面接で評価されるのは候補者本人のスキルと話し方です。レバテックキャリアを使ったからといって転職が確約されるわけではないことは、念のため書いておきます。
採用担当として感じるのは、「エージェントの品質は書類通過後に現れる」ということです。レバテックキャリア経由の候補者が面接に来たとき、準備の差が会話のなかで見えることがあります。「面接でどんな質問が来るか」「この企業は何を重視しているか」を事前にインプットできているかどうか——それがエージェントサポートの質です。
レバテックキャリアに向いている人・向いていない人
こんな人にはおすすめ
・実務経験が1年以上あるエンジニア(目安:経験3年以上が特に向いている)
・IT・Web系企業への転職を考えている
・現職よりも年収アップを目指している
・書類添削や面接対策のサポートを充実させたい
・技術スタックを理解してもらったうえでキャリア相談がしたい
・大手・有名Web系企業の求人を幅広く見たい
こんな人は他のエージェントも検討すべき
・実務経験が浅い、または未経験からIT転職を目指している(→ 未経験特化のエージェントが向いている)
・業種・職種の軸を大きく変えたい(→ 総合系エージェントの方が選択肢が広い)
・ゆっくりじっくり転職活動を進めたい(→ 担当者の進め方とのすり合わせが大切)
・地方での転職を希望している(→ 地方求人はやや少なめの傾向があります)
レバテックキャリアを上手に使う3つのポイント
① 担当者との相性を確認してから進める
最初の面談で「この人に任せていいか」を判断してください。IT専門とはいえ担当者のスキルにはムラがあります。「なんとなく話が噛み合わない」と感じたら、担当者変更を申し出ることは失礼ではありません。
② 希望条件は最初から具体的に伝える
「年収600万以上」「フルリモート可」「自社開発の会社」など、条件の優先順位を明確に伝えると紹介の質が上がります。「とりあえず何でも」という姿勢でいると、的外れな求人を大量に送られる一因になります。
③ 他のエージェントと並行して利用する
どんなに良いエージェントでも、1社だけに頼るのはリスクがあります。レバテックキャリアをメインに使いながら、もう1社は総合系(dodaなど)を併用するのが転職活動の定石です。
採用担当として正直に言えば、複数のエージェントから同じ企業に応募するのは避けた方がいい(採用側が混乱するため)ですが、違う企業への応募先を開拓する意味での「並行利用」は賢明な方法です。
まとめ:レバテックキャリアは使うべきか
改めて結論を言います。
IT・Web系への転職を考えているエンジニア(実務経験1年以上)なら、一度は登録してみる価値はあります。
理由は3つです。
- IT専門のアドバイザーが担当するため、技術スタックの説明コストが低い
- 大手・有名Web系企業の求人が揃っており、選択肢が広い
- 採用担当として見て、書類添削・面接対策のサポートの質が比較的高いと感じている
ただし、魔法のエージェントではありません。担当者の当たり外れはあるし、経験が浅い人には求人が少ない。「登録すれば転職できる」ではなく、「転職活動のパートナーとして使い倒す」という姿勢で利用するのが大事です。
無料登録後、担当者との面談でどんな求人を紹介してもらえるか確認するところから始めてみてください。合わないと感じたら、使うのをやめる選択肢もあります。
レバテックキャリアと他エージェントの比較まとめ
| 比較項目 | レバテックキャリア | 総合系(doda・マイナビ) | JACリクルートメント |
|---|---|---|---|
| IT専門性 | ◎ | △ | ○(ハイクラス向け) |
| 求人数(IT系) | ◎ | ○ | △ |
| 未経験・経験浅い人への対応 | △ | ○ | △ |
| 年収交渉サポート | ◎ | ○ | ◎ |
| 書類・面接サポート | ◎ | ○ | ○ |
| 地方求人の充実度 | △ | ○ | △ |
※筆者のヒアリング・調査ベースによる比較です。個人の状況により異なります。
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レバテックキャリアを検討するうえでも、他社との違いを把握しておくと判断しやすくなります。どのエージェントを選ぶかは、あなたの経歴・希望条件によって変わります。ひとつの記事で全体像をつかんだうえで、自分に合うサービスを選ぶ方法が効率的です。
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